胃カメラ予約の際によく聞かれることがあります。

”口と鼻とどっちが楽ですか”　”楽な方法でお願いします”

内視鏡検査に何も感じない楽な検査はありません。いつもは鼻のほうが比較的楽ですとお話ししています。

経鼻のカメラは細くて最新の内視鏡はソフトで挿入しやすくなっています。

しかし鼻の中が狭かったり、変形していたり、鼻炎が強い方などは逆に痛みを感じて辛くなることもあります。

内視鏡医の質も大きな要因です。

多くの患者様のご要望に応えられるように今後も精進してまいります。

追加事項です：

当院では鎮静剤を使用した胃カメラがもちろん可能です。他の施設でつらい思いをしたり、飲めなかったなどという方にお勧めしています。

当院では胃カメラの約８％の患者様が眠りながら検査を受けています。予約時にご相談しましょう。通常ダメとは言いませんので。

鎮静剤での胃カメラは口からの方が安全です。吸引力が鼻のカメラより強いからです。

胃液を吸い上げる力が強いので誤嚥性肺炎の予防にもなります。検査後40-60分お休みしてから帰宅します。当日は車・自転車の運転は禁止です。

当院では必ず医師が診察して結果を説明してからお帰りいただいております。