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胃がん

胃がんとは

胃痛や胃もたれ、胃の不快感、膨満感、吐き気、食欲不振など自覚症状は様々ですが、早期胃癌では殆んど症状がありません。

諸外国に比べて日本人に多く、国民病とさえ言われてきました。胃癌の死亡率は年々減少し、男性の癌死亡率の中では肺癌に次いで第2位、女性では大腸癌、肺癌についで第3位です。約70%が65歳以上で発症していて若年者では減少傾向にあります。

胃癌は早期で発見されれば治癒率は極めて高く、ほとんどの施設で5年生存率が90%を超えています。一方、進行癌になると、5年生存率は50%にも満たなくなり、中でも、リンパ節転移や肝臓転移などがあり、手術でも完全に取りきることができない第IV期癌では、5年生存率は10%以下とされています。胃癌を完全に治すには、早期癌のうちに発見することがまず重要です。

胃癌の危険因子としては、塩分の多い食べ物や喫煙などの生活習慣が知られていますがピロリ菌の感染が最大の危険因子とされています。ピロリ菌感染者の多い日本は、世界で最も胃がんの多い国でしたが、90年代から死亡率は減少しています。ピロリ菌感染が判明したら除菌治療をお勧めしています。連続7日間朝夕の内服治療で80%以上が除菌可能です。除菌が成功すると胃がんになる確率は減少します。

内視鏡検査

胃がん検診は以前バリウム検査が主流でしたが、現在は川越市胃がん検診で条件を満たせば内視鏡検査が受けられます。内視鏡で病変の有無を観察し、必要なら苦痛なく組織検査を行います。胃内視鏡検査はつらくて大変だという方もおられますが最近では鼻からの内視鏡や画質が向上した最新の細径内視鏡を使用しておりますので点滴薬で眠る必要はありません。検査に対する恐怖心を減らし精神的安静をご希望であれば、保険適応で鎮静剤のご用意がありますので遠慮なくご相談ください。

治療

胃がんの治療には内視鏡治療、外科治療、抗がん剤治療などがあります。

内視鏡治療

治療の基本はがん病巣を完全に取り除くことですが、ごく小さな癌で、明らかにリンパ節転移がないと判断されるような場合は内視鏡的に切除することが可能です。切除前には病巣の範囲、深さ、組織型の見極めや画像診断で転移がないことなどの確認が必要です。切除した検体の組織検査で追加外科切除が必要になることもあります。通常治療には5-7日間の入院が必要です。当院からは川越胃腸病院や大学病院などを紹介いたします。

外科治療

内視鏡治療の適応がなく、切除可能な病状について外科治療が行われています。以前は開腹手術がほとんどでしたが現在は適応を決めて腹腔鏡手術やロボット補助手術が行われています。川越胃腸病院では6-7割が腹腔鏡で行われており、傷が小さく体への侵襲が少ない外科治療が行われております。

抗がん剤治療

おもに切除不能、再発胃がんの治療として延命を目的に行われる場合と、手術後に再発予防目的で行われる場合があります。通常抗がん剤治療は外科医でなく臨床腫瘍科専門医が行います。

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